2013年完成 「喜ぶ家」
宮崎県宮崎市/S様
日本の衣食住の中で最も重要だが、妥協せざるを得ない住について、私がまだ30代前半の頃、自由・安全・快適で新しい住まいは鉄筋コンクリートなのだろうと考えていました。しかし何か寂しい。
ログハウス、自然の木は古いも新しいも関係ありません。木の温かみある空間で生活する贅沢を想像し、現実にいたるまで、安全・快適の部分ではすでにクリアしていましたが、自由度については少々考えさせられました。
ログハウスで二世帯総二階建
ログハウスで二世帯総二階建は珍しいそうです。
一階と二階のライフスタイルは少々違ってきますが、構造上、間取りは同じになるとのことでした。窓も構造上の安全面からあまり大きくできませんでした。
お風呂や寝室の配置……、九州外にいたため完成までほぼすべての決め事をメールと電話でやり遂げました。私の考える時間を待つために電話ではなく、基本的にメールでしてもらいました。夜中の1時にメールをやり取りすることもありました。私の意向と母の意向を同じ間取りに収めるのは大変だったと思います。
贅沢な自由設計
ログハウスの暮らしとは”余計なものを省く”、”何もしない”、”今までの生活スタイルを捨て家に合わせる”、ありだとは思いますが、これは他社に行ったときに自由設計をやめるようにと説明された理由で、私の希望とは合いませんでした。
ログハウスの自由設計は本当に贅沢だと思います。これも施主のわがままを受け入れてくれたディーラーの方々のおかげでしょう。
完成して1年。メンテナンスが必要とはこのことかと、床板の隙間を発見し、ログハウスに住んているんだという思いにさせてくれます。そして木の中にいるという安心感。
私がこの家大好き、といったら、家がすごく喜んでいると娘が言いました。やはりわがままに使ってよかったと思います。